ほら 淡く でも 強く鮮やかに
水面から差し込んだ光が 眩しくて ふと目を閉じた
張り裂けそうな この思いと 沈んだのは
傷ついてしまわないように
いつか見た
歌唄う鯨のように 夢見ている
飛び出さなきゃ
そうなれない事だって
わかってる から
下から 上側に スライドしてく
青い シグナルを頂戴
ウミホタルの ランタンで
これが君だってわかったように
嵐だって 星の底だって 照らし出すから!
君の 手を取って 翔ぶよ
怖くないって わかるように
小説の 先へ 先へ
ページ捲る少年みたいに
もしも新しい道で
不安になってしまっても
君が進めるように 唄うから
アンテナを張っていて!
わかってて
海が枯れたとしても
歌は届くよ!
……そうでしょう?
音階を叩く
君が 迷わないように
群青の 先へ 先へ
ちゃんと 進んでいけるはず
例え
ノイズの中でも
十の世を渡っても
僕たちは もう
一人じゃないから
シグナルを待っている 君から
もっともっともっともっともっと!
ほら 淡く でも 強く 鮮やかに
揺らいでは瞬いた 光に
照らされて また目を開けた
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「はじめに」
閲覧ありがとうございます!テヅカです。
今回の楽曲は、自分の過去の楽曲みたいな曲を!とリクエスト頂いておりまして、
当時は当時で全力を出しているわけで、過去の自分を超える楽曲を作れるのか、
また、意識しないとその曲自身になってしまわないか、(参考曲が昔の自分なので)
いろいろな意味で自分との戦いでした。
でも、辛く苦戦した分、納得がいき、自分の中でも大切な楽曲になりました。
セガの皆様や、色々相談に乗って頂いたYsK439さんがいなければ制作されなかった楽曲です。
本当に感謝しています。ありがとうございます。
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「歌詞について」
ソウの天才的で強い一面も、脆い繊細な一面も描いた歌詞にしました。
ソウはクジラほど大きくまだ育っていないイルカです。
イルカとしてのエコロケーションや、音楽や音のシグナルもテーマとして取り入れました。
燻って居た頃のソウの描写から楽曲が始まり、
AメロBメロは、大人になって大海に漕ぎ出した大人の自分から、過去の自分自身に向けた歌詞を、
サビでは新天地で輝くイルカ的なイメージを持ちました。
十の世を渡っても = 今回の時間ループ
アウトロとイントロは対比になるようにしています。
最初は眩しくて、目を閉じていた光、
そのシグナルの光に、最後は背中を押されるように 目を開けて、終了。
Bメロ
maimaiのSLIDEの青いシグナルを 下から上へ
プレイ演奏中、またライブに展開した時のジェスチャーなどでも楽しめるようにしました。
ソウに向けた歌詞に重ねるように、
maimaiをプレイしている人全てに対してのエール(応援歌)を書きました。
「ボーカリストについて」
曲が歌えるような状態になるまでずっと悩み続けて、
スケジュールが結果的にきつくなってしまった、
でもどうしてもボーカリストに妥協したくなく、
獅子神レオナさんに頼み込んで歌ってもらいました。
Aメロの「張り裂けそうなこの思いと」 という部分は本当に切なくしてほしく
そうお願いしたのですが、歌が帰ってきた瞬間に「頼んで良かった!」って思いました。
いつもよりリバーブや、空間を意識するミックスにしてボーカルがきれいに響くよう努めたつもりです。
獅子神レオナさん、本当にありがとうございました。
@ツイッター
https://twitter.com/aboutlogic
感想貰えないこと多くて寂しい。
感想とかもあったらぜひ気軽に話しかけてください!